カラーとモノクロ

以前の監視カメラであればモノクロ映像しか記録できませんでしたが、最近の監視カメラではカラー映像の記録も可能です。ならば今や大半の監視カメラがカラー映像を記録しているのか?と言えば、実はそうではありません。たしかにカラー映像を記録すれば、映像証拠としては言い逃れ不可能な、まさに「現実の真実を記録した」証拠になるでしょう。しかしカラー映像の厄介なところは、「色が多いと記録容量が多く必要になる」という点です。

24時間365日の映像を記録している監視カメラですが、その全ての映像が過去何年分も残っているかと言えば、そんな事はありません。写真と違って動画は凄まじく記録容量を必要としますから、実は1年間全ての映像記録を保持しようと思うと、膨大な記録容量が必要になります。

ただでさえ記録容量を必要とする動画が、カラーだともっと記録容量を必要とします。何故ならカラー映像には「色」という大きな情報が含まれているからです。「この点が何色なのか」という情報が映像内の全ての点に対し必要ですから、カラー映像は記録容量を多く必要とします。ですから長期間の映像を保持しておくためにも、「モノクロ映像で記録する」という選択肢もアリなのです。またカラー映像の場合、逆光や暗闇に弱いという弱点もあります