録画できる容量はどれくらい?

監視カメラが録画できる容量は、結局は記録媒体の容量が上限となります。しかし「どんな条件で記録するか」「カラーかモノクロか」「どのくらい細かく映像を記録するか」などによって情報量は大きく変わりますから、「実際に記録してみないと分からない」というのが正直なところです。実際に、監視カメラ4台を配置した場合の例を考えてみましょう。カラー映像で、1920×1080のフルHD画質、さらにフレームレート10fpsで圧縮方式H.264のものを利用した場合、この条件で録画すると、録画映像30日分を記録するために4TBの記録媒体(主にハードディスク)が必要になります。

記録容量は設置条件によって変わります。まず、カメラ台数に比例して容量が必要になってきます。また、鮮明な映像が必要ないのであれば、モノクロにしたり画質を落としたりすれば記録時間が延ばせるでしょう。フレームレートを下げる(コマ送りに近くなる)か、圧縮方式を変えることでも記録可能な時間は変わります。

店舗や使用用途に応じて「どのような映像が必要か」は変わってくるでしょうから、その条件に合わせて十分な容量を持った記録媒体を準備しましょう。以上、監視カメラの録画システムについてお伝えしました。監視カメラの技術は日々進歩していますから、専門的なより詳しい事は専門業者に尋ねてみましょう。

カラーとモノクロ

以前の監視カメラであればモノクロ映像しか記録できませんでしたが、最近の監視カメラではカラー映像の記録も可能です。ならば今や大半の監視カメラがカラー映像を記録しているのか?と言えば、実はそうではありません。たしかにカラー映像を記録すれば、映像証拠としては言い逃れ不可能な、まさに「現実の真実を記録した」証拠になるでしょう。しかしカラー映像の厄介なところは、「色が多いと記録容量が多く必要になる」という点です。

24時間365日の映像を記録している監視カメラですが、その全ての映像が過去何年分も残っているかと言えば、そんな事はありません。写真と違って動画は凄まじく記録容量を必要としますから、実は1年間全ての映像記録を保持しようと思うと、膨大な記録容量が必要になります。

ただでさえ記録容量を必要とする動画が、カラーだともっと記録容量を必要とします。何故ならカラー映像には「色」という大きな情報が含まれているからです。「この点が何色なのか」という情報が映像内の全ての点に対し必要ですから、カラー映像は記録容量を多く必要とします。ですから長期間の映像を保持しておくためにも、「モノクロ映像で記録する」という選択肢もアリなのです。またカラー映像の場合、逆光や暗闇に弱いという弱点もあります

録画システム

まずは監視カメラの録画システムについて見ていきます。始めに、従来の監視カメラのシステムについて見ておきましょう。監視カメラを店内に設置した場合、カメラ映像はリアルタイムで別室のモニターで確認可能です。万引きなどをモニターを通して発見した場合には、速やかに現場を取り押さえる必要があります。

しかしそれがなかなか難しいところで、万引きの発見から万引き犯を捕まえるまでにはどうしてもタイムラグが発生します。モニター越しに万引きを店員が目撃していた場合でも、万引き犯は大抵、「やっていない」と言い逃れを図るでしょう。そこで、「録画機能」の出番というわけです。監視カメラはハードディスクといった記録媒体と繋がっており、一定時間の映像は記録として残っています。かけつけた警察にその録画映像を見せる事で、万引き犯はもう言い逃れできなくなりますね。

ここまでの説明は、従来の監視カメラの機能です。最新の監視カメラは、より高度なシステムを搭載しています。まず、監視カメラをインターネットに接続する事で、リアルタイム監視がモニターだけでなくパソコン、スマートフォンでも可能になっています。店内にいなくても監視が可能ですから、監視者はどこにいても構わないのです。さらに、録画した映像をインターネット上にアップロードする事も可能です。万が一記録媒体が破壊された場合でも、インターネット上に記録が残っていれば安心ですね。

万引きなどの防犯対策に監視カメラ

元々監視カメラは、銀行などの限られた場所で利用されてきました。銀行などで監視カメラが利用されている理由は、2つあります。1つ目の理由は「犯罪を未然に防ぐため」で、監視カメラの存在をアピールする事で犯罪者が犯罪を実行できないようにプレッシャーをかけているのです。2つ目の理由は「犯罪発生時に映像を証拠として使うため」で、監視カメラの映像を証拠として犯人に言い逃れを許さないのです。以上のような理由で重宝されてきた監視カメラですが、現在では非常に多くの店舗で必要とされています。その大きな理由が「万引き」です。

最近ではその件数が年々減ってきてはいるものの、万引きの発生は店舗にとって死活問題です。商品がなくなる上に一切の利益が入ってこないのですから、店舗としては万引きを必ず未然に防止したいものです。そこで、監視カメラの出番です。元々「犯罪を未然に防ぐため」、「犯罪発生時に映像を証拠として使うため」に使われてきた監視カメラですから、万引きの防犯対策にも必ず効果があります。万引き対策に乗り出したい皆さんは、是非とも設置を検討しましょう。

当サイトでは以下、「監視カメラの録画システム」、「カラーとモノクロについて」、「監視カメラが録画できる容量について」を順に説明していきます。監視カメラも時代とともに進化を遂げてきましたし、その機能も充実しています。この記事が監視カメラ購入を検討されている皆さんの参考に少しでもなれば幸いです。